2014年6月15日日曜日

“生かしあう”とはパート2


昨日は、

日本理化学工業㈱の

大山泰弘さんのことを

紹介しました。



今日は

奈良県にあります

平城宮跡、朱雀門の

隣に存在している

立積住備工業株式会社の

森安英憲さんのことを

紹介したいと思います。



この会社は40年ほど

ユニットバスの製造を

している会社で。

この会社も障害のある方を

積極的に雇用している会社です。



森安英憲さんとは

私がいつも愛読している

ブログに紹介された

森安さんの講演内容を

読ませていただいて

あまりの感動のあまり

以前の私のブログに

転載させていただいた縁で

その後、何回か

メールのやりとりを

させていただきました。



その講演の内容は

本当に素晴らしいものです。

皆さまにも是非

共有していただきたいと

思っています。

暫くは続けて

何回かに分けて

紹介させていただきます。。



本日は森安さんとの

メールのやり取りの中の

一部紹介しながら

進めてまいります。



下記はその森安さんからの

メールです。



『こんにちは。お久しぶりです。

ブログ拝見しています。

難しい文章が多く結構骨が折れます 笑。



私も幼少のころから、父母に、

「いまだ木鶏たりえず、

鶏口となるとも牛後となるなかれ」

など難しい言葉を聞かされてきました。

何千年も前の人が残した

比ゆだと思いますが、

人のありようを知らなければ

言えない言葉だと思います。



私は経理の仕事をしています。

経理とは、

会社の仕事を効率よく

合理的にするための

情報分析・提供をする仕事だと、

長年信じ込まされてきました。



知的障害のある子どもたちと

出会ってから、

この社会の本質を

教えられるようになりました。



今や、金勘定は、

最も非効率で不合理な社会を

作るためのものだと思っています。

私は、人はそんなにバカじゃない

はずだと思いますが、

人の心をコントロールしている

力があるのでしょうか?



競争とは

力を殺ぎあうためのもの。

みんなが一つになれば、

力は有り余るものです。



金勘定という概念がなくなる

社会を作りたいと思います。



お金を媒介にしなければ

何も動かない社会。

お金は媒介ですから、

なくても同じことはできるはずです。

お金がなければ、

銀行は全部つぶれます。

失業?そんなわけないですよね。

無用の仕事がなくなったら

それこそ効率的ですよね。

飯が食えない?

分け合えば有り余るでしょう 笑。



この社会で価値が高いと

思われていることほど、

無用のものであると私は思います。



さて、私たちの会社では

知的障害のある社員が多くいて、

大活躍をしてくれています。

いっしょにいる私たちは、

「彼らは私たちに欠けている

私たちの一部なのだ」

とわかっているのですが、

一歩外から見る人などは



「あれ(私のこと)はアホだ」と。

「障害者など雇って

生産性落として、

どれだけ余計なコストを

かけているのか見せろ」という圧迫も。

ところが、

障害者の多くいる職場ほど、

職場の改善が進み、

最も高効率であることが

証明されるのです 笑。

それでも人は変われない。



30年来、

地元でも何をやっている会社か

知られていなかった私たちの会社が、

最近では地域から

年間何十回も見学に来られます。



見た人はみんな変わっていく。

頭でしか考えない人は変われない。

私はそのはざまにいて、

会社のためではなく、

社会のために仕事をしようと思います。

本当はこんな区別はおかしいですけどね。

どちらも同じもののはずですから。

これが通用しないなら、

会社は反社会存在だということになります 笑。



冬、ふと陽だまりのあたたかさに気づきます。

そこにはすべてがあると思います。



いつもお世話になりありがとうございました。

今後ともよろしくお願いします。』

掲載了



どう感じられましたでしょうか?



森安さんはこう仰いました。



『競争とは

力を殺ぎあうためのもの。

みんなが一つになれば、

力は有り余るものです。



金勘定という概念がなくなる

社会を作りたいと思います。』



森安さんは

上記の決意と共に

下記のメールにもあるように

さらにこう書いてくれています。





「うちの職場を見ていると

本当に面白いです。例えば、

2名のペア作業。

2つの作業内容を二人でするのですが、

ひとりは「作業1」しかできない。

他方は「作業2しかできない」。

ところがふたりがそろえば、

まるでプロフェッショナルの

ように仕事ができるわけです。



ふたりチェンジしたら、できない。



ホームランバッターに

バントをさせてもうまくいかないし、

バントの名手に

ホームランを打てといっても打てない。

バントの名手がバントを決め、

ホームランバッターが

ホームランを打てば大量点が取れる。



生産性を低下させるものは、

能力の高い低いではなく、

能力に見合わない仕事をさせることです。



日本理化学工業の大山会長は

本でしか拝見したことがありませんが、

50年来

こんな立派な仕事をして来られたのに、

日本は

ちっとも変わっていないのだと思います。

テレビでも紹介されても、

みんな感動はしても行動はしない。



いや、昭和初期から、

「この子らを世の光に」と提唱し

実践してこられた

糸賀一雄先生も日本にはいらっしゃいます。



日暮れて道遠しの感がありますが、

でも私はきっと変われると思います。

時代が変わってきたと思うから。

宇宙のエネルギーが

確かに変わってきたと思うから。



陽だまりの暖かさのように、

本当に大切なことは、

いつも目の前にある

いちばん簡単なことだと思います。



ありがとうございました。」



いかがでしょうか?

本物のリーダーが

語る言葉を

聞いて頂けたでしょうか



私も日本は

変われると思います。

森安英憲さんや

大山泰弘さんのような方が

居られるから



知的障害者と

呼ばれる方々に

認められている方たちです



知的障害者と

呼ばれている方々が

お墨付きを出すのです。



彼らの本質よりの

純粋性は



私たちも本質から

接しない限り

見透かされてしまいます。



知的障害者と

呼ばれている方々の

前にたって恥ずかしくない

本当の自分を

発見しようではありませんか!



生かしていただいて有難うございます。