2014年6月11日水曜日

「正しい生き方を学ぶ」2

今日も引き続き

「正しい生き方を学ぶ」を

続けます。

 

再度、守屋洋さんの
訳著の『呻吟語』の
2教養の中に
こう書かれています。

「広く学問を窮める。
すばらしい技術を
身につける。
これはこれで
一つの長所だと言ってよい。


だが、
人格の形成に
終わりがないのと比べれば、
これらのことは
ある段階にまで達すると、
それで終わってしまう。 

重要なのは、
立派な人格の形成、
これである。 

一人前の
社会人となるためには、
能力と人格の
両面にわたって
自分を鍛える必要がある。


呂新吾に言わせれば、
能力を身につけるのは
まだやさしい。
むずかしいのは
人格を磨くことだという。


現代の日本では、
人格形成の面が
おろそかにされている
嫌いがないでもない。」

さらに
第2章修養について
の中にこう
書かれています。

「鋭い切れ味は、
十分に磨いて
おかなければならない。

ただし、
切れ味は内に秘めて、
おっとりと構えている
必要がある。

昔から、
禍いをこうむるのは、
十人のうち九人が
切れる人物であった。
おっとりした人物で
禍をこうむったものは
一人もいないのである。 

ところが近ごろの人間は、
ひたすら
切れ味の鈍さだけを
心配している。
これは愚か以外の
なにものでもない。 

人間には、四つのタイプが
あるのだという。 

「かしこかしこ」
賢いことを表に出し続ける 

「かしこあほう」
賢くみせて実は中身が無い 

「あほうかしこ」
無知・無関心を装い、
実は賢い人間 

「あほうあほう」
全くの無知、無関心 

言うまでもなく、
理想は
「あほうかしこ」である。
ここで呂新吾が
語っているのも、
これに近いかもしれない。 」

呂新吾さんが
『呻吟語』に込めた思いは
何でありましょう?

単なる処世術として
著したものでは
ありません。

諸行無常の移ろい行く
この世の中にあって
勿論、その場その場を
対処していくこと
「才覚」を発揮する
ことも重要ではあります。

しかし、
そういう現象界であるから
変わらないものが
大切であるのです。

人間として
いかに正しい
生き方をしていくのか?
これは大変難しい
課題でもあります。

「このスピード時代の
世の中で
そんなことを言っていたら
取り残されてしまうよ!」という
声が聞こえてきそうです。

しかし
こんな時代だからこそ
忘れてはならないのです。

多くの売上をあげ
多くの利益を出す。
これは
素晴らしいことです。
それによって
多くの税金が払われ
社会は成り立っています。

でも、利潤のためには
何をやってもいい
とはならないのです。
それが一義ではないのです。

多くの経営者は
人格的にも
すばらしい方が
大半ではあります。

しかし、
才に溺れる経営者も
後を絶たないのも
現実です。

私たちが
肉体を維持して
いくために
毎日、ご飯を食べて
栄養を与えているように

私たちの心にも
継続的に栄養を
与えていかねばなりません。
正しい生き方を
示してくれる
この『呻吟語』のような
時代を超えた
先達たちの教えは
こちらがその気になれば
いつでも引き出す
ことができます。

リーダーだけでなく
人間としての
正しい生き方は
毎日、少しでもいいから
繰り返し
学んでいかなければ
筋肉にならないのです。
一日でも怠れば
直ぐに筋肉は落ちます。

継続こそ力なりです。
継続することによって
「人格」が形成されて
いくのです。

今日、この大切な
あなたの貴重な瞬間に
あなたを高める瞬間に
していきましょう。

あなたが
知っている
正しい生き方を
示してくれる書物や
あらゆる媒体に
少しでも接してください。

そして
今日一日を為し

無事に終えることが
できたなら、
生かされていることに
感謝をし、
自らの行いを
振り返ってください。

そして、
人間としての
正しい生き方に
反した行ないを
為さなかったかどうかを
点検するのです。
為していたなら、
反省をすることです。

今日の因を知り
正すことにより
人格と言うのは
高められていくのです。

生かしていただいてありがとうございます。

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角田 政治
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