2014年6月13日金曜日

「イマダモクケイにオヨバズ」2


昨日に引き続き

安岡正篤先生の
『人物を修める』

(致知出版社刊)

昨日引用の後半部分を

抜粋します。


(ここから引用)

『今度の大戦
(第二次世界大戦)の
始まる直前のことでありますが、
私は欧米の
東洋専門の学者や当局者達と
話し合いをするために
ヨーロッパの旅に出かけました。

もちろん
その頃はまだ
飛行機が
普及しておりませんから
船旅ですが、
ちょうどインド洋を
航行中のときでした。

ある日、
ボーイが
双葉山からの電報だと言って
室に飛び込んできました。

なにしろ
当時の双葉山は
七十連勝に向かって
連戦連勝の最中で、
その人気は
大変なものでしたから、
ボーイもよほど
興味を持ったらしい。

そして
どうも電文がよく
わかりませんので、
打ち返して
問い合わせようかと
係の者が
申しておりますが、
とにかく
一度ご覧くださいと言う。

早速手にとってみると
「イマダモクケイにオヨバズ」
とある。

双葉山から
負けたことを報せてきた
電報だったのです。

なるほどこれでは
普通の人に
わからぬのも
無理はありません。

この話が
たちまち船中に伝わり、
とうとう晩餐会の席で
大勢の人にせがまれて
木鶏の話を
させられたのを
覚えています。

その後双葉山の
木鶏の話が
自然に広がり、
あちらこちらに鶏ならぬ
人間の木鶏会ができました。
しかし、
これは結構なことです。』
(引用了)

 

いかがでしたでしょうか?

 

安岡先生と双葉山さんの

縁の深さが偲ばれる

エピソードではないですか。

双葉山さんが
69
連勝を達成する
時代というのは
昭和11年~14年で

当時、大相撲は
1
月場所と5月場所の
年二場所の興行でして
しかも、11日間でした。

12年5月場所から
13日間になりましたが、

それも、双葉山さんの人気が
凄まじいものであって
徹夜で入場券を
求める人たちが
後を絶たず
当時の相撲協会も
判断を下し
昭和12年5月場所より
13日間興行が行われることに
なりました。

その時代の69連勝ですから

奇跡的なことです。
丸三年間の連勝記録です。

例え、大横綱の双葉山さん

と言っても人間です。


三年もの間
コンディションと
精神力を高めていくのは
並大抵のことでは
なかったことでしょう。

 

この記録はその後の

大横綱大鵬さんや

千代の富士さん並びに

現在では白鵬さんが挑戦

していますが、

誰も成し遂げることは

できていません。

双葉山さんは
元々、右目が見えません。
子どもの頃に
吹き矢が当って
失明を余儀なく
されています。

また、小指も二回
事故で骨折しています。

ハンデもものともしない
双葉山さんの

精神力というものは
木鶏たりえたからこそ
為しえた快挙と
いえるのではないかと
思っています。

先にも述べましたが

私が子どもの頃は
既に引退されており
私が知っている
双葉山さんは

時津風部屋の親方として
横綱、鏡里をはじめ
大関も多数輩出された
名親方として

また、
日本相撲協会の理事長
として相撲協会の
トップに君臨されており、
数々の改革も
為されたリーダーとして
大活躍された方でした。

57歳の若さで
亡くなられました。
2012年2月9日が
双葉山さんの
生誕から100年目でしたが、

2
4ヶ月ほど前の

郷土の大分県宇佐市では
100周年記念の
イベントで
大変盛況だったそうです。

木鶏は
木で作られた鶏です。
真に強い闘鶏は
まさに木鶏のようだと
言います。

木で作られた鶏は
無心であります。

そこには
相手に勝ちたいとか
名誉が欲しいとか
お金が欲しいとか
人を憎む心も
怒りも妬みも
何もかもありません。

一切の我執を離れた時
人間を超えた
真なる我、
尋常ならざる
偉大なる力が
湧き上がってくると
思うのです。

あなたも
この木鶏の寓話のように
虚心坦懐の我に
なれるのです。
それは、
元々、あなたに備わっている
性質だからです。

しかし、
努力なしには
為すことはできません。
今、この瞬間から
意識して
「木鶏」を目指すのです。
あなたは
真の強者になり得るのです。
共に頑張って
まいりましょう。

共有有難うございました。

生かしていただいて
ありがとうございます。

 


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真理研究会:http://sinrikenkyu.jimdo.com/ 
Blog:「もう一つの今」http://sinrikenkyu.blogspot.jp/
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」2昨日に引き続き

安岡正篤先生の
『人物を修める』

(致知出版社刊)

昨日引用の後半部分を

抜粋します。


(ここから引用)

『今度の大戦
(第二次世界大戦)の
始まる直前のことでありますが、
私は欧米の
東洋専門の学者や当局者達と
話し合いをするために
ヨーロッパの旅に出かけました。

もちろん
その頃はまだ
飛行機が
普及しておりませんから
船旅ですが、
ちょうどインド洋を
航行中のときでした。

ある日、
ボーイが
双葉山からの電報だと言って
室に飛び込んできました。

なにしろ
当時の双葉山は
七十連勝に向かって
連戦連勝の最中で、
その人気は
大変なものでしたから、
ボーイもよほど
興味を持ったらしい。

そして
どうも電文がよく
わかりませんので、
打ち返して
問い合わせようかと
係の者が
申しておりますが、
とにかく
一度ご覧くださいと言う。

早速手にとってみると
「イマダモクケイにオヨバズ」
とある。

双葉山から
負けたことを報せてきた
電報だったのです。

なるほどこれでは
普通の人に
わからぬのも
無理はありません。

この話が
たちまち船中に伝わり、
とうとう晩餐会の席で
大勢の人にせがまれて
木鶏の話を
させられたのを
覚えています。

その後双葉山の
木鶏の話が
自然に広がり、
あちらこちらに鶏ならぬ
人間の木鶏会ができました。
しかし、
これは結構なことです。』
(引用了)

 

いかがでしたでしょうか?

 

安岡先生と双葉山さんの

縁の深さが偲ばれる

エピソードではないですか。

双葉山さんが
69
連勝を達成する
時代というのは
昭和11年~14年で

当時、大相撲は
1
月場所と5月場所の
年二場所の興行でして
しかも、11日間でした。

12年5月場所から
13日間になりましたが、

それも、双葉山さんの人気が
凄まじいものであって
徹夜で入場券を
求める人たちが
後を絶たず
当時の相撲協会も
判断を下し
昭和12年5月場所より
13日間興行が行われることに
なりました。

その時代の69連勝ですから

奇跡的なことです。
丸三年間の連勝記録です。

例え、大横綱の双葉山さん

と言っても人間です。


三年もの間
コンディションと
精神力を高めていくのは
並大抵のことでは
なかったことでしょう。

 

この記録はその後の

大横綱大鵬さんや

千代の富士さん並びに

現在では白鵬さんが挑戦

していますが、

誰も成し遂げることは

できていません。

双葉山さんは
元々、右目が見えません。
子どもの頃に
吹き矢が当って
失明を余儀なく
されています。

また、小指も二回
事故で骨折しています。

ハンデもものともしない
双葉山さんの

精神力というものは
木鶏たりえたからこそ
為しえた快挙と
いえるのではないかと
思っています。

先にも述べましたが

私が子どもの頃は
既に引退されており
私が知っている
双葉山さんは

時津風部屋の親方として
横綱、鏡里をはじめ
大関も多数輩出された
名親方として

また、
日本相撲協会の理事長
として相撲協会の
トップに君臨されており、
数々の改革も
為されたリーダーとして
大活躍された方でした。

57歳の若さで
亡くなられました。
2012年2月9日が
双葉山さんの
生誕から100年目でしたが、

2
4ヶ月ほど前の

郷土の大分県宇佐市では
100周年記念の
イベントで
大変盛況だったそうです。

木鶏は
木で作られた鶏です。
真に強い闘鶏は
まさに木鶏のようだと
言います。

木で作られた鶏は
無心であります。

そこには
相手に勝ちたいとか
名誉が欲しいとか
お金が欲しいとか
人を憎む心も
怒りも妬みも
何もかもありません。

一切の我執を離れた時
人間を超えた
真なる我、
尋常ならざる
偉大なる力が
湧き上がってくると
思うのです。

あなたも
この木鶏の寓話のように
虚心坦懐の我に
なれるのです。
それは、
元々、あなたに備わっている
性質だからです。

しかし、
努力なしには
為すことはできません。
今、この瞬間から
意識して
「木鶏」を目指すのです。
あなたは
真の強者になり得るのです。
共に頑張って
まいりましょう。

共有有難うございました。

生かしていただいて
ありがとうございます。

 


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