2014年7月2日水曜日

雪絵ちゃんの願い

昨日予告しました通り
かっとこちゃんが
書いてくれた
雪絵ちゃんのこと
「雪絵ちゃんの願い」を
今日から共有してください。
 
 
『このお話しは、
雪絵ちゃんという
素敵な女の子のお話です。
彼女は、
「一人一人がみんな大切で、
自分のこと
大好きでいいんだよ」
ということを、
伝え続けてくれました。
 
雪絵ちゃんの話をします。
雪絵ちゃんと出会ったのは
病弱養護学校という
養護学校でした。
 
病弱養護学校というのは、
心臓病だとか、
喘息だとか、
ネフローゼだという
慢性の病気を
持っておられて、
地域の学校に
通うことが難しい
お子さんが通っておられる
学校なんですね。
そこで雪絵ちゃんと
出会いました。

雪絵ちゃんは
MSという名前の病気を
持っておられました。
 
MS,別名多発性硬化症
という病気です。
どんな病気かというと、
熱が出ると、
目が見えなくなったり、
手や足が
動かしにくくなるという
病気なんです。
 
見えないまんまかとか
動かしにくいまんまか
というと、
そうではなくて、
訓練をしている間に、
だんだん
見えるようになったり、
動くように
なったりするんですけれど、
 
でも、
発熱する前のところまで
回復するというのは
難しいので、
だんだん見えなくなったり、
だんだん動かなくなっていく
という病気です。
 
それから
見えないまんま
ということもあるし、
動かないまんま
ということもあるんですね。
だから、
私は雪絵ちゃんは
どんなに再発するたびに、
どんなに怖いだろうと
思うのにね、
雪絵ちゃんは
いつもいつもね、
とても元気に
立ち直るんですね。

雪絵ちゃんは
空から降る雪に、
絵と書いて雪絵と言います。
雪絵ちゃんは
1228日生まれ、
雪の降った
きれいな朝に生まれた
女の子なんですね。

雪絵ちゃんは多発性硬化症、
MSという病気を
持っていたわけですけれど、
雪絵ちゃんは
口癖のように
「私はMSであることを
後悔しないよ」と言いました。
MSである雪絵を
そのまま愛しているよ」
と言いました。

「どうして?」と聞くと、

「だってね、
MSになったからこそ
気がつけたことが
いっぱいあるよ。
 
もしMSでなかったら
その素敵なことに
気がつけなかったと思う。
私は、
気がついている
自分が好きだから
MSでよかった」
と雪絵ちゃんは言うんです。

そしてね。
MSになったからこそ
出会えた
大好きな人が周りに
いっぱいいるよ。
かっこちゃんにも会えたしね。
もしMSでなかったら
違う素敵な人に
会えたかもしれないけれど、
私は今周りにいる人に
会いたかった、
 
かっこちゃんに
会いたかったから、
これでよかったよ。
 
目が見えなくなっても、
手や足が動かなくなっても、
息をするときに、
人工呼吸器を
つけなくてはならなくなっても、
私はMSであることを
決して後悔しない。
 
MSの雪絵を
丸ごと愛しているって。

そういうふうに言い切る
雪絵ちゃんは
なんて素敵なんだろう
と思います。
 
その雪絵ちゃんが、
言っていることとか、
それから、
話してくれていることとか、
書いてくれていることとか、
素敵なことが
いっぱいあって、
私はいつも、
雪絵ちゃんから
元気や勇気を
いっぱい
もらうなあと思います。
 
これは幸せ気分という
雪絵ちゃんの
書いた本なんですけれど、
ここから少し
紹介させていただきます。

ありがとう

ありがとう、
決めていることがあるの。
この目が
物をうつさなくなったら
目に、
そして
この足が動かなくなったら、
足に
「ありがとう」って
言おうって決めているの。

今まで見えにくい目が
一生懸命見よう、
見ようとしてくれて、
私を
喜ばせてくれたんだもん。
いっぱい
いろんな物
素敵な物
見せてくれた。
夜の道も暗いのに
がんばってくれた。

足もそう。
私のために
信じられないほど
歩いてくれた。
一緒にいっぱい
いろんなところへ行った。

私を一日でも長く、
喜ばせようとして
目も足も
がんばってくれた。

なのに、
見えなくなったり、
歩けなくなったとき
「なんでよー」なんて言っては
あんまりだと思う。
今まで
弱い弱い目、足が
どれだけ私を
強く強くしてくれたか。

だからちゃんと
「ありがとう」って言うの。
大好きな目、足だから
こんなに弱いけど大好きだから

「ありがとう。
もういいよ。休もうね」
って言ってあげるの。
たぶんだれよりも
うーんと疲れていると思うので……


とこんなふうに
続いていくんですけれどね、
私ね、
なんてすごいんだろうって
思ったんですね。
 
だってね、たとえば、
私、山の方に
住んでいるんですけれどね、
 
車がないとね、
どこにも行けないんですよね。
お買い物にも行けないし、
学校にも行けないし。
 
でもね、あるとき、
参観日の大事な日なのに、
車が途中でとまっちゃった
んですよね。
 
それでね、どうして、
こんな大事な日に
とまっちゃうのよ。
新しいのに
買い換えちゃうからね、
って車に言ったんですね。
 
私はそのとき、
雪絵ちゃんの
ありがとうの詩を
思い出しました。
 
私は車がなかったら
どこにも行けないんですね。
毎日毎日
運んでくれているのに、
ありがとうって
思ったことがあっただろうか?
 
それなのに、
私は動かなくなったら、
「なんでよ」なんて思って、
 
おまけに、
私がガソリンを
ちゃんと入れてなかったから
だったんですよね、
それなのに、
車を責めている私って
なんだろうって
そんなふうに思いました。

それから雪絵ちゃんは
「よかった」「よかった」
って言うんですね。
どんなときも
「よかった」「よかった」って。
 
私が毎日毎日、
雪絵ちゃんにあったことをね、
メールとか会ったりとか、
FAXとか電話とかで
言うんですね。
そうすると、
雪絵ちゃんは
どんなときでも、
「よかったね」って言うんですね。

たとえば、
「私ね、今日、
車ぶつけちゃったの」
って言ったらね、
雪絵ちゃんがね、
「よかったね」って言うんです。
それでね、
私が「どうして?」って。

そのとき、私、
車買ったばっかりの
ときだったのにね、
バックしてね、
自分の家の塀にばーんと
ぶつけちゃったんですね。

本当にね、
最初に
運転をしたときだったから、
雪絵ちゃんに
「大ショック」って言ったら
雪絵ちゃんが
「よかったね」って。

「だって私、
ぶつけちゃったんだよ」
って言ったらね、
 
雪絵ちゃんがね、
「かっこちゃん
ぴんぴんしてるじゃない。
かっこちゃん、
少しぶつけといた方がいいよ。
そうしたら後ろ向いて、
ちゃんとバックするように
なるから」って。

そう言われたら、
本当に
ちゃんとバックするとき、
後ろ見てなかったわ
と思いました。
 
そのあと、本当にね、
ちゃんと
後ろ見るようになってね、
よかったなって
思ったんですよね。

もし、それが、
人のおうちの塀だったり、
人の車だったら大変だし、
まして
誰か人をひいてしまったら
大変だったのに、
 
あれから、私、
ちゃんと後ろ向いてから
バックするようになったもん
と思って、
本当に
雪絵ちゃんの
言うとおりだなあ
というふうに思いました。』
 
明日に続きます。
 
雪絵ちゃん!
気づきをありがとう!
また、
雪絵ちゃんの
こんなすばらしいお話を
伝えてくださる
かっこちゃん!
本当に有難うございます。
心より感謝いたします。
 
今日も
生かしていただいて
有難うございます。

 
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角田 政治
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