昨日は急用があり
ブログを休みました。
今日は良寛さんにまつわる
こんなエピソードを共有
してください。
このお話は地蔵堂という
地域に伝わるお話です。
『この町を大きな川が
『この町を大きな川が
流れている。
渡し船があり、
権三という船頭がいた。
良寛さんが
村人や子どもから
慕われているのを
あまり快く思っていない
船頭の権三は、
良寛さんを一人乗せた時、
「この坊さんは
世間から生き仏と
崇められているが、
どんな人間か試してやろう」
と思った。
権三は船を
川の真ん中まで漕ぎ出し、
船をわざと揺らし、
良寛さんを川に
落としてしまいました。
権三がしばらく見ていると
泳げない良寛さんが
必死にもがいて
溺れそうになっている。
もうこのくらいで
いいだろうと権三は
今にも溺れかかっている
良寛さんに手を差出して
船の上に助け上げた。
権三は良寛さんが
何をいうのか待っていると、
良寛さんは涙を流して
「助けてくださってありがとう。
権三さんは命の恩人だ。
私は生涯
あなたのご恩を忘れない。」
と深々と
頭をさげ感謝を述べました。
それを見せられた権三は
自らの愚かさと悪業を
心から悔い、
以後、
良寛さんを
生涯の師として崇め
村人からも信頼される
人物となり生涯を終えました。』
この話を読んだとき
良寛さんの心の広さ
大きさに感動すると共に
今の自分にあてはめて
考えてみても
当然ですが
到底、良寛さんには
程遠い人間であることが
確認できました。
これが20代~30代の
私であったら
船頭の権三さんは
十倍返しの罵りと共に
袋叩きにされていたのでは
ないかと思います。
たとえ自らに非があっても
かみついていた私ですから
自らに非がない
この
シチュエーションでしたら
権三さんは見るも無惨
だと思います(笑)
今、60代の中ほどに来て
又、このようなブログを
書いている身にとっても
とても良寛さんのような
態度がとれるかどうか!?
疑わしき限りです。
ですが、いつも
このようにありたいと
心から念じてもいます。
お釈迦さまは
煩悩の中の代表的な三毒を
あげられています。
「貪欲」とは欲の心、
「瞋恚」とは、怒りの心
「愚痴」とは、ねたみ、
そねみ、うらみの心です。
これを
「三毒の煩悩」と言われます。
「煩悩」とは、
私たちを煩わせ、
悩ませるものですが、
中でも最も私たちを煩わせ、
悩ませるのが、
この「三毒の煩悩」です。
今日の良寛さんの
エピソードにあるように
渡し舟の船頭権三さんは
世間で生き仏と
尊敬されている
良寛さんに対して
この三毒の煩悩の中の
「愚痴」の妬みの心を
常日頃持っていました。
その心が現われたのが
わざと川に落とすという
行為です。
その行為に対して
毒には毒で返すのが
20代、30代の私が
多分したであろう行為です。
罵り、袋叩きにする。
一方、良寛さんはといえば
落とされたという行為は
既に終わっていて
過去のものなのです。
そんなことよりも
今、自分が溺れかかって
死ぬかもしれないと
思っている良寛さんを
船頭の権三さんが
手を差し出して
命を救ってくれた
今という瞬間の
権三さんの行為に対して
感謝をしているわけです。
このエピソードの教訓は
今を生きることの
本質を述べています。
私がいつも
このブログで
私たちに与えられた
確かな時間とは今、
この瞬間に
しかないと伝えています。
渡し舟から落とした行為は
連続的時間の中では
許しがたい行為として
ありました。
でも既に終わっています。
私たちの時間的認識は
でもその落とした行為が
あったから今溺れていると
認知します。
でも良寛さんからすれば
今は溺れているのです。
権三さんが
手を差し伸べないことも
あり得るのです。
でも、
権三さんは手を貸して
自分を引き上げてくれた
だからそのお陰で
今、命が救われた。
権三さんは命の恩人だと
なるのです。
そこに過去からの
持ち越し苦労は
一切存在しません。
さっきも昨日も
十年前も過去は過去です。
既に飛び去っているのです。
本当の捉われない心の主
良寛さんの真我であります。
そして、
権三さんの妬みの心から
発したこのエピソードも
良寛さんが怒りのこころで
返していたなら
権三さんは一生自分の過ちは
分からないまま
終わっていたかも知れません。
毒は自我から
発せられるものです。
自我による出来事を
自我(毒)によって解決しよう
と思っても
永遠に交わることは
ありません。
怒りは怒りでは
抑えられないのです。
そこには怒りの連鎖が
生じるだけなのです。
それが戦争やあらゆる
トラブルの原因なのです。
私も含めて
今日のエピソードの
良寛さんの
見事なまでの
“今”をいききる人生を
教訓としたいものです。
【怒りは無謀に始まり、
後悔に終わる】
と言われます。
忍耐成功なのです。
生かしていただいて
有難うございます。
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角田 政治
携帯番号:080-3085-4801
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