昨日は“経営”も
仏教用語であり
その意味は
仏道修行であると
結論付けました。
この何回かの
シリーズは
如何でしたか?
少しは興味を
持って
くれたでしょうか
こう見てくると
私たちが日常
使用している
日本語の中には
仏教の言葉が
大変多く、
使われてることが
分かったと思います。
それだけ
日本人の持っている
風土や文化と
仏教と言うのは
相性がぴったりと
あったのだと
思います。
春夏秋冬の四季が
はっきりしているのも
仏教の説く
もののあわれ
諸行無常の
無常観にも合致する
ものがあります。
インドで生まれた
仏教では
ありますが
本来の
お釈迦さまの教えとは
若干かけ離れている
観は否めませんが
寺社仏閣や大仏さま
はじめ仏像の類
日本画や彫刻や
昔話に到るまでも
仏教は多く
私たちの生活の中に
根付いております。
逆にインドでは
仏教は少数派に
なってしまっています。
気候も関係はして
いるのでは
ないかと思います。
本日は
今回のシリーズも
“分別”“無分別”
から始まり
“利益”
“経済”
“経営”
と進んできましたので
続けて
関連性のある言葉で、
進めていきたいと
思っています。
シェアしてください。
“投機”という言葉が
ありますが、
これも仏教の用語です。
“投機”という言葉の
一般的な意味としては
不確定な利益を
目的とする売買行為
というふうに
使っていますが、
元々の言葉の発生は
禅語として
使われた言葉です。
禅は禅特有の
禅問答というものが
あります。
師から弟子へ伝える
教えであります。
禅は日常が学びで
あります。
今から
900年ほど前の
中国は
宋の時代のこと
法演禅師が数人の
お弟子さんと
ある夜の帰り道に
灯火を灯して
歩いていますと
手にしていた灯火が
消えてしまいました。
今のように
電灯なるものは
ない時代ですから
とても暗くて
前は何も見えません。
禅問答と言うのは
こんな時こそが
教育の場なのです。
その真っ暗な夜道で
お弟子さんたちに
向かって
この咄嗟の状況の
心構えを問う
というやり方が
禅問答です。
しかしながら
法演禅師の意に沿う
答えは中々
出ませんでした。
そんな時
園悟克勤さん
(えんごこくごん)
という
お弟子さんが
発した答えが
あの有名な
「看脚下」
(かんきゃっこ)
であります。
「足元を見よ」と
答えたのです。
その答えに
法演禅師は
大変
満足したと言います。
園悟克勤さんを
賞賛されたと
いいます。
このように
師と弟子の心が
共鳴し
溶け合うことを
“投機”と言うのです。
この“看脚下”という
言葉は
今では数多くの
禅寺の入り口に
書かれている
代表的な
禅の心とも言うべき
言葉であります。
“照顧脚下”と
書いてある所も
ありますが、
同じ意味です。
この言葉は
“汝”自身を知れ
という意味でも
あります。
得てして
今、この瞬間ここに
備わっている
真実なる生命
本来の心に
気がつかず、
どこか遠くの外に
真実があると
思っています。
自分の中に
すべての答えは
あるんだと
教えてくれて
いるのです。
外に求めず
内なる自己の本性を
照見しなさい。
と言うことです。
「遠くでは
ないんですよ!」
「足元なんですよ!」
「自分の
心の内なんですよ!」
と言ってくれています。
このような
深い意味を込めて
この“看脚下”と
言う答が
園悟さんと
法演禅師との
心を結びつけ
溶け合っていくのです。
その時
師とお弟子さんの
間に訪れるのは
静寂で平安な心
なのだと思います。
それが
“投機”であります。
“機”と“機”が
投合するので
“機機投合”とも言い、
師とお弟子さんの
意気が
溶け合うことで、
“意気投合”
でもあります。
禅語では
同義語として。
“機法一体”という
言葉がありますが、
“機”は
心のはたらき
“法”は真理(仏)
と言うことで、
師と
お弟子さんの心と
真理が投合
(一体)する
という意味であります。
師とお弟子さんの
“阿吽の呼吸”とでも
いいましょうか。
このように
“投機”というのは
お釈迦さまから発した
仏教を機縁にして
仏道をただひたすら
求道し続ける中で
さらに
師との機縁を得て
悟りに近づく
一歩前の
階梯と言えるのだと
思います。
お釈迦さま(仏)の
心を自らの心と
なぞらえ
仏の真意が
奈辺にあるのかを
常に思慮し
師の心を
自らの心と合致
させる努力を
怠らずに
今と言う瞬間に
生き切ることこそが、
“投機”に到る
心がけでは
ないでしょうか。
その心こそが
悟りへの近道に
なるのだと思います。
生かしていただいて
有難うございます。*****************************************************
角田 政治
携帯番号:080-3085-4801
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Blog:「もう一つの今」http://sinrikenkyu.blogspot.jp/
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