2014年8月22日金曜日

“苦”から転ずるためには18

お釈迦さまは
一切の占いや人相、
手相、方位学や暦による
吉・凶等々の類を否定
されています。
 
お釈迦さまの説いた
涅槃経の中に
 
「如来の法のなかに
吉日、良辰を
えらぶことなし」
 
と仰られています。
 
また、
お釈迦さまの
説いた教えの真意が
どこにあるかと
 
一生を通して
7千余巻とも言うべき
膨大なお経を
読み尽くしたと言われる
親鸞聖人も
このように
伝えています。
 
「吉日、良辰をえらび
占相、祭祀を
このむものなり、
これは外道なり」
(一念多念証文)
 
このように、
一切の迷信の類を
否定されています。
 
仏教の代名詞のように
言われている
お葬式やましてや
お墓などと言うものは
 
否定とは
言わないまでも
お釈迦さまの
脳裏には
ありませんでした。
それほど重要視は
していなかったと
思われます。
 
涅槃経の中に
お釈迦さまが
身体が弱って臥して
おられる時に
 
阿難(アーナンダ)が、
お釈迦さまの死後の
法の扱い方と
遺体の取り扱いを
尋ねた時に
こう仰っています。
 
「私の死後は
自らを灯明とし、
自らを拠り所として、
他を拠り所とせず、
法を灯明として
修行に励まなければ
ならない」
 
葬儀にかかわらず
自分の目的に励め、
と仰ったのです。
 
実際には
お釈迦さまの遺体は
弟子たちによって
火葬にて荼毘に付された
と記述がありますが、
 
それ程、重要視して
いなかったのは
確かです。
 
現在のように
特に地方などの葬儀や
芸能人・有名人等の
葬儀に見られるように
まるで、
一大イベントとして
行われていることを
知ったならば
大変驚くのでは
ないのでしょうか。
 
このように
お釈迦さま自体は
一切の迷信の類、
儀式的なことは
寧ろ
排斥をしていました。
 
仏教は
因果の道理に立脚して
自分の行いによって
運命が決定する
以外の立場は
とりません。
 
すべては自らの
念いが行為を
促すわけですので、
念いを
特に重視します。
 
その念いをこそ
点検して
善なる行いを
為しなさいという
廃悪修善の教え
なのです。
 
簡単に言えば
悪いことをやめて
善をしなさい。
 
悪因悪果
善因善果
自因自果
の教えです。
 
ですから、
奇跡は
起こらないのです。
また、
運命決定論でも
ないのです。
 
さらに、
外部に依存する
何ものをも
否定しているのです。
 
奇跡ではなく
自らの努力・精進
ものの見方・考え方が
運命を
創っていくのです。
運命は
変えられるのです。
 
今、どんな種まきを
するかによって
変えていけるのです。
 
すべては
自己責任です。
他に一切の責任は
ありません。
 
そして、
他のどんなものにも
依存してはなりません。
 
依存した結果が
良くても悪くても
責任をとるのは
自分自身なのですから、
 
依存された側に
責任はないのです。
依存した自分が
悪いのです。
 
自らの内に
すべての答が
あるのです。
そのことをこそ
拠り所にするのです。
 
奇跡というならば、
そういう私たちの
存在そのものが
奇跡であるのです。
 
完全を備えている
不完全な存在
外(肉体・物質)
を見れば惑い
内に入れば
安心・歓喜が
湧き出る存在
 
これが
奇跡といわずに
何を奇跡と
言うのでしょうか?
 
私たちは
毎日毎日
無数の奇跡の中で
生きています。

呼吸をすること。
食事をすること。
仕事をすること。
人を世話すること。
一日中奇跡の連続です。

ためしに数分間
呼吸を止めてください。
 
苦しくなるでしょう。
 
そこでわかるのは
私たちは
吸う息と吐く息を
交互に行うことに
よって
生きていることが
分かります。
 
吸った息が
吐くことが
できなかったり
吐く息が
吸うことが
できなくなったことを
それを
“死”と言うのです。

苦しくなってから
呼吸をしてみてください。

どうですか?
その一呼吸が
できるということは
奇跡だと思いませんか?
 
いつもは何も
意識せずとも
呼吸ができている
この事実を
なんと捉えましょうか?
 
私たちは
生かされているのです。
毎日が奇跡なのです。
 
たとえ
日常どんな苦悩が
あろうとも
それでも
生きているのです。
生かされているのです。
 
その奇跡に
感謝を告げながら
正しい道を歩む
ことこそが
唯一の信心なのでは
ないでしょうか。
 
生かしていただいて
有難うございます。


 
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角田 政治
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