2014年8月20日水曜日

“苦”から転ずるために16

昨日は
「きっとしあわせ」
を紹介しました。
 
YouTube
しょうさえこさんの
歌を見てくれましたか?
 
どうかんじられ
ましたでしょうか?
 
それぞれの方が
それぞれの思いの中で
「きっとしあわせ」を
かみしめたのでは
ないでしょうか。
 
私が感じる
しょうさえこさんが
伝えたいことは
以下の言葉に
集約されているのだと
感じました。
 
「きっとしあわせ  
  今を生きること 

ずっとしあわせ  
  信じていよう 

きっとしあわせ  
 そんな気がするの
 
貴方の人生に起こる
特別な出来事
この
「きっとしあわせ」で
歌っている
お嫁さんになったとき
お母さんになったとき
 
そんな特別な出来事は
人生で
何回あるでしょう。
 
中には
お嫁さんにも
お母さんにも
なっていない方も
たくさんおられます。
 
たとえ
お嫁さんに
なれたとしても
祝福されない
カップルも
いたことと思います。
 
たとえ
お母さんに
なれたとしても
愛するこどもに
先立たれた方も
おられます。
 
実際のところ
人生で起こる出来事は
苦しく悲しい出来事
の方が多いのでは
ないでしょうか。
 
お嫁さんになった。
これから“私”は
もっと幸せになれる。
 
お母さんになった。
大好きな旦那さんと
可愛い赤ちゃんに
囲まれて“私”
とっても幸せ!
 
お嫁さんになった
これからは
辛いことや苦しいことが
あっても
夫を支えて
幸せな家庭を
築いていきます。
 
お母さんになった。
これからは
この子を守るために
何があっても
家族で手を携えて
頑張っていきます。
 
“しあわせ”に
水をさすようですが
最近のニュースを
見ていて
 
前者の“しあわせ”のまま
それが継続するものと
思っている方が
増えているような
気がします。
 
そうならないとき
自分の思ってきた
“しあわせ”との
ギャップを
埋められないまま
事件が起きているのでは
ないでしょうか?
 
事件が起きないまでも
破局を迎えることに
なっています。
 
少なくとも
後者の考えに
たって
私の“しあわせ”ではなく
他のものの“しあわせ”を
願ったとき
 
この場合
旦那さんと赤ちゃんの
“しあわせ”を第一に
考えたとき
そこに
“しあわせ”は
訪れるのでは
ないでしょうか。
 
しょうさえこさんの
「きっとしあわせ」には
この前者と後者が
含んだ中での
このことばなのでは
ないかと思うのです。
 
「きっとしあわせ  
  今を生きること 

ずっとしあわせ  
  信じていよう 

きっとしあわせ  
 そんな気がするの
 
どんなことが
あろうとも
今を真剣に生きる
ことによって
真の“しあわせ”を
得ることができるという
決意のような
気もするのです。
 
今日は
良寛さんのお話を
紹介しながら
“苦”から転ずる考え方
をさらに進めて
みたいと思います。
 
良寛さんに
地震で災難に遭われた
知人から手紙が
届きました。
 
その手紙の
良寛さんからの返答の
手紙の内容です。
シェアしてください・
 
 
良寛さんからの手紙:
「地震は信に大変に候。
野僧草庵は何事もなく、
親るい中、死人もなく、
めで度存候。
 
うちつけに
しなばしなずてながらへて
かゝるうきめを
見るがはびしさ。
 
しかし災難に逢、時節には
災難に逢がよく候。
死ぬ時節には
死ぬがよく候。
是はこれ災難をのがるゝ
妙法にて候。かしこ」
(東郷豊治編著 良寛全集)
 
「この度の地震は、
誠に大変でした。
あいにく私の草庵は、
何事もなく、
親類が誰も
亡くなる者もなかった
ことは幸いでした。
 
(私のようなものが、)
死なずに生き永らえて、
このような辛い状況を
見ることは
悲しいことです。
 
しかしながら
何事にも時節があり、
災難に逢う時には、
災難に遭い、
死ぬ時には、
死ぬのが宜しいでしょう。
 
(これが
自然の摂理であると、
心を定めていることが)、
災難をのがれる
唯一の方法という
ものかも知れません」

お釈迦さまは
「人生は“苦”なり」と
喝破されました。
 
私たち
生きとし生けるもの
すべてには
必ず死を免れること
はできません。
 
そしてその死に方に
ついても
誰ひとり選択は
できないのです。
 
どんな災難が
待ち受けているかも
知れません。

災難や死からは、
逃れることは
できません。
 
それは自然の摂理
なのですから、
逃げ出さずに
それに立ち向かって、
いくことこそ
災難や死を
乗り越える
一番の方法ですよ!
と良寛さんは
仰っているのです。
 
私たちは
辛いことや
苦しいことから
逃げようとします。
 
しかしながら
逃げようとする限りは
逆説的に
災難に遭うことになります、
 
逃げては
解決しないからです。
逃げなくても
災難に遭うことは
あります。
 
もっと積極的に
立ち向かっていくのです。
受けて立つのです。
 
期間限定の
わずかな時間での
経験です。
 
人間は
どんな死に方をしても
いいのです。
 
この肉体を持っている
一定期間の
それも期間が
いつまでと
決められていない
この貴重な時間を
 
どう生きるかに
かかっているのです。
 
それなのに
過去の出来事に捉われ
 
起こってもいない
未来を惑っています。
未来は来ないかも
しれないのにも関わらず。
 
この今という瞬間しか
確実な時間は
与えられていないのに
 
この今という時間を
過去と未来に
占有されています。
 
あなたの人生を
過去と未来で
埋め尽くしては
なりません。
 
今現在に集中して
生きていくことこそ
“苦”を転ずる
究極の方法なのです。
 
そう良寛さんが
教えてくれたのだと
思います。
 
生かしていただいて
有難うございます。


 
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角田 政治
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