「まばたきでつづった詩」
口も手足も
きかなくなった
わたしを
28年間も
世話をしてくれた母
よい詩を
つくれるようにと
四季の花を
咲かせてくれた母
まばたきで
つづった詩を
一つ残らず
ノートに書いて
おいてくれた母
詩を
書いてやれないのが
悲しいと言って
天国に
召されて行った母
今も夢の中で
老眼鏡をかけ
書きつづけて
いてくれる母
了
おはようございます。
本日も
瞬きの詩人
水野源三さんの
詩から
始めます。
水野源三さんに
とって
源三さんの
手となり足となって
支えてくれた
お母さんの存在は
とてつもない
おおきなものでした。
もう一人の
自分だったのでは
ないでしょうか。
今日は
もう一方
皆さまと共有して
いただきたいと
思っている方が
います。
福島 智さん
という方が
おられます。
盲ろうの方です。
東京大学教授を
しています。
よくTVや
雑誌などでも
露出が高いので
知っている方も
多いと思います。
2003年
アメリカの
「TIME」で
“アジアの英雄”
に選出されました。
福島さんは
生まれたときから
眼病で
3才のとき右目
9才のとき左目を
失明されました。
そして、
18才のとき
突発性難聴という
病気に罹り
耳も聞こえなく
なりました。
それでも、
福島さんは
メチャ
明るい方です。
彼は神戸出身で
関西人特有の
ユーモアのセンス
というか
サービス精神の
ある方で、
インタビュー
なんかを
雑誌やネットなどで、
見ていますと、
自身のことを
喋るにしても
悲壮感ひとつ
ありません。
彼の講演会などは
観衆の笑いが
途切れることが
ありません。
兎に角、
底抜けに
明るい方です。
例えば
あるインタビュー
でのこと。
眼が見えなくなった
時の事を聞かれ、
9才で全盲になり
盲学校に入るまでの
一年間の自宅療養の
期間の事を
語りました。
「縫いぐるみを
集めてきて
ひとりで
声色を変えて
劇をしたり、
たまたまラジオで
聞いた落語が
面白くて
熱中したりという
具合で、
学校に行かないで
ブラブラ
していられる時間を
楽しんでいました。
もともと、
眼が悪くなる前から、
学校の勉強では
ない部分で
好きなことを
していて、
それが後々に
凄い力になった
ように思います。」
さらに、今度は
耳が
聞こえなく
なったことを
質問されますと。
「18才です。
9才で眼、
18才で耳と、
9の倍数で来たので、
27才になったら
何が起こるのかと
思っていたら、
腹が出てきました。
36才になったら、
髪が
上がってきました。
いまは、45才に
なったら
どうなることかと、
心配している
ところです。」
(※このインタビューは
10年ほど前の
ものです。)
と、こんな具合です。
兎に角
弁舌巧みに
よく
しゃべります。
それは、
福島さんが
18才まで
耳が聞こえて
いたことも
大きいのですが、
福島さんの場合も
水野源三さん同様
お母さんの存在が
大変大きいのです。
福島さんが
聞こえなくなって
しばらくは
お母さんは
紙に点字を打って
伝えていました。
最初は点筆で
打っていましたが
より速く打てる
点字タイプライター
というのが
あるのですが、
それを使ったそうです。
しかし、
これは重いので
持ち歩くには
不便ですし、
ダイビングを
するときに
大きな音が出るので、
静かな場所や
病院等の待合室では
使うことが
できません。
ある時、
病院にいく時間に
なっても
お母さんの支度が
終わっていないので
福島さんが
いらいらして、
文句を
言ったそうです。
そのとき、
お母さんが
福島さんの指に
点字
タイプライターの
指使いで
「さ と し」と、
福島さんの名前を
打ってきたそうです。
それが
指点字の発見に
繋がったのです。
これは
そう難しいものでは
ありませんが
大変な発明なんだ
そうです。
福島さんが
インタビューで
答えています。
指点字のIT化に
よって便利になると
思われますか?の
質問に
「当分そんな時代は
来ないでしょう。
特定の人の
クリアな音質の
発言を
点字に変換して
出力することならば、
今の音声認識技術でも
かなりできるように
なっています。
たとえば
電話の相手の話を
手元で
自動的に点訳する
装置などは、
技術的に
かなり実現性が
高くなっていると
思います。
しかし、
人間は相手が
自分と1対1で
ゆっくり
はっきり
話してくれる
状況だけを
生きているわけでは
ありません。
大勢の人が話すとき、
きちんと区別して
伝えてくれるのか、
また、地震などで
周りの環境が
いろいろ
変わったとき、
それをどう言葉で
伝えてくれるのか、
そういうことを
考えると、
どんなに
ITが進歩しても、
当分の間、
人の通訳が
要らなくなることは
ないと思います。」
という風に
答えています。
※ 指点字については
下記参照してください。
いつも
福島 智さんを
支え続けた
お母さんの
深い愛が感じられる
出来事です。
光が照り輝いて
います。
ある講演会での
最後の質問を
最後にして
今日は終わります。
「もし、
願いが叶って、
眼が見えたり、
耳が聞こえたら、
最初に何がしたい
ですか?」
福島さんは
こう答えています。
「僕は、
他の願いをするよねえ。
住めば都、
今更、引越しするのは
嫌だなあ!
今の状態が
居心地いいよ!」
「でも、
奥さんの顔は
見たく
ないんですか?」
「顔なんか
どうでもいいよ。
中身がよければ!」
如何でしょうか?
生かしていただいて
有難うございます。
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角田 政治
携帯番号:080-3085-4801
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