2014年10月21日火曜日

"深い闇を知るものは 光輝を見る“2

昨日は
瞬(まばた)きの詩人
水野源三さんの
生きた軌跡を
辿りながら
生きる意味を
考えさせて
いただきました。
 
もしあなたが
自分の力では
身体を動かせず
話すことが
できないとしたら、
どうでしょう。
想像できる
でしょうか。
 
水野源三さんは
9才から47才まで
38年もの間
そういう状態で
ありました。
 
想像を絶する
人生だったと
思います。
 
私たちの側からの
視線での
脳性麻痺の方は
 
その様相や
形体から
考えることが
できない方と
烙印を押して
しまっています。
 
源三さんの
お母さんが
そんな状態の中で
可能性を
見てくれて
いました。
 
源三さんが
お母さんのことを
詠んでいる
詩があります。
二つ紹介します。
 
この詩を
読ませて
いただくだけで
お母さんと
源三さんの
豊かな愛
前世からの
深い絆を観じぜず
にはおれません。
 
どんな解説も
陳腐になって
しまいます。
共有してください。
 
「母の上に」
 
肩の痛さ 
足の痛さを
こらえながら
 
重い孫を
お守りしながら
体の不自由な
私の面倒を
見てくれる
 
母の上に
愛のきわみなる
神様
あわれみと恵みを
助けとささえを
豊かに
お与えください。
 
「母よありがとう」
 
私の手となり
足となり
悲しみ 
苦しみを
一緒に
なってくれた
 
源三を御国へ
送ってから
ゆきたいと
いつも話していた
 
先にゆくのが
すまないと言って
早春の朝
御国へ
召されてしまった。
 
如何でしょうか?
 
この短い詩の中に
源三さんと
お母さんの
二人の人生が
交差していきます。
 
お母さんは
源三さんに
「母ちゃんの
命に代えても
治してやるから!」
といつも
言っていたそうです。
 
源三さんは
いつも
あたたかく
見守ってくれた
お父さん
 
そして
同時に赤痢に
なったけど
軽症で済んだ
弟さん
いつも
気さくに
「源ちゃん!」と
声をかけていたと
言います。
 
そして二人の
妹さんと
六人家族だった
ようです。
 
みんなで
源三さんを支え
あたたかい愛に
包まれ
生きていました。
 
しかし
“無常”は
どんな事情も
考慮に入れず
移り変わって
いきます。
 
やがて、
妹さんたちは
お嫁に行き
弟さんは
結婚して
お嫁さんを
もらって
一緒に住みました。
 
そして
お父さんが
お亡くなりになり
また、
お母さんも
お亡くなりに
なりました。
 
源三さんが
お父さんのことを
詠んだ詩が
ありますので、
それもシェアして
ください。
 
「父」
 
六十近い父が
自動車教習所に
通い出した。
 
免許証を
もらったが
一度も
運転しないで
天に召されて
しまった。
 
日記には
免許証を取って
源三を乗せたいと
書いてあった。
 
如何でしょうか?
 
お父さんの思いは
実現は
できませんでした
けれども
思いは
源三さんの心に
刻まれました。
 
“無常”は
自ずから
変化の中に
次の行為の
決意を促します。
 
最初は
どう接していいか
わからなくて
戸惑っていた
弟さんの
お嫁さんが
 
お母さんの代わりに
源三さんの
手足になって
いくのです。
 
源三さんの一番の
良き理解者に
なっていきます。
 
“無常”は
人生を
決して単調には
しないようです。
 
その後
弟さんが
経営していた
事業が失敗します。
 
どこの
家族にもある
悲喜こもごも
そうやって
絶えず動いていく
家族の様子を
 
源三さんは
いつものポーズ
こたつの縁に
ちょこんと顎を
のせて
静かに微笑んで
見守って
いたのです。
 
そんな中から
生まれた詩が
下記の
「有難う」です。
この詩もシェア
してください。
 
「有難う」
 
物が言えない私は
有難うの
かわりに
ほほえむ
 
朝から何回も
ほほえむ
 
苦しいときも
悲しいときも
心から
ほほえむ
 
如何でしょうか?
 
源三さんは
家族の支えが
なければ
何もすることは
できません。
 
しかし、
家族にとっても
源三さんの
このほほえみを
見たとき
生きる力を
与えられたのでは
ないでしょうか。
 
源三さんは
かけがえのない
存在だったのです。
 
結局
如何なる問題も
私たちの
魂を磨くために
あらわれている
のです。
 
“無常”を
受け入れたとき
人生には
怖れは消え去り
愛と希望と喜びに
満ちた道が
用意されて
いるのです。
 
最後に
この水野源三さんの
この詩を
心にとどめて
ください。
 
「心はふしぎな所」
 
心はふしぎな所
 
信じるべきを
疑い
 
愛するべきを
憎み
 
のぞむべきを
落胆し
喜ぶべきを
悲しみ
 
心はふしぎな所
いったん
主の御手に
ふれるならば
見たり
聞いたり
ふれたり
しなくても
信じ
愛し
のぞみ
喜ぶ
ことができる。
 
如何でしたか?
 
生かしていただいて
有難うございます。
 
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角田 政治
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