今日は残りの人生の最初の日です。
そして、私たちの
一瞬一瞬の今が
「人生の最後の日」でもあります。
あなたがどんな人生を
送ってきたとしても、
それはそう問題では
ありません。
そんなことより
人生にとっての一大事は
今日をどう生きるか
ということなのです。
あなたの過去の人生は
すでに過ぎ去っています。
あなたの未来の人生は
まだ来ていません。
過去はあなたの記憶の
中にとどまり、
未来はあなたの想像の
産物でしかありません。
あなたの確かな人生は
「今」にしか存在しません。
「今」この瞬間が
あなたの人生であり
生命であります。
「今」この一瞬が
あなたという存在の
すべてです。
過去に囚われず、
来てもいない未来を
思い煩わないことです。
そして、「今」という
一瞬のひとつ一つに
意識を向けて生きることが、
自分の人生を
大切に生きることなのです。
「今」という時は、
ただ一度かぎりです。
今という、この瞬間を
どのような念いで
生きるかということが
もっとも大切なことです。
その最も大切な
唯今を生き切るにあたって
最も、あなたが注意を
払わなければならないのは、
それは、誰でしょう?
それは、あなた自身なのです。
敵は汝の内にありです。
あなた自身の自我(偽我)に
最大の注意を払わなければ
なりません。
自我としてのあなたが
今日という人生の最後の日を
台無しにしてしまう元凶です。
自我から発せられるところの
心の三毒とも言われる
貪りの心
怒りの心
愚かな心から
あなた自身を
守らなければなりません。
貪りと、怒りと、愚かさは
あなたにとって
最も大きな敵になります。
最大の障害物です。
では、どうしたら
貪りや怒りや愚かさから
自らを守ることが
できるのでしょう?
それは、
「今」というこの瞬間に
自分が抱いている
貪りの心
怒りの心
愚かな心に
気づくことです。
あなた自身が
「今」の貪りと
「今」の怒りと
「今」の愚かさに気づけば、
あなたは
その貪りと怒りと愚かな心を
支配することができます。
貪りと怒りと愚かさを
支配し解放することは
あなただけでなく
あなたの家族や友人や
接するすべての人を
大切にすることに
結びついていくのです。
あなたが自我を上手に
取り扱いながら、
支配することができれば、
あなたは世界をも
支配したことになります。
貪り、怒り、愚かさを
支配することができたなら
上書きされる心は
平安な心です。
もしあなたの心が
平安でいられるならば、
あなたにはもう
何も怖れることがないことに
気づくはずです。
これは真理なのです。
お釈迦さまが
お説きくださった
煩悩(自我)即菩提の教えです。
あなたが真理を
受け入れるとき、
あなたの心の中は
平安に満たされていきます。
この世は移り変わりゆくもの
諸行無常であります。
この世のすべては変化をし、
生滅するものです。。
それがどのように現れようとも
すべてはあなたが
蒔いた種によって(原因)
現れている(結果)に過ぎないこと。
すべてをあるがままに認め、
受け入れるとき、
あなたに恐れるものは
何一つないのです。
そこに耐え忍ぶ心が生じます。
平安を導く耐え忍びの心
これもお釈迦さまの教えの
六波羅蜜多の中の
忍辱波羅蜜多(にんにくはらみた)の
教えです。
今日は人生の最後の日であります。
平安な心でいたいものです。
生かして頂いて有難うございます。