シリア内戦で亡くなった3歳の少年が最後に残した言葉! 世界中が心を揺さぶられた
混迷の度を深めるシリア情勢。 「アラブの春」がこの歴史ある国へと波及したのは、2011年のこと、 その後1年と待たずに、シリアは、政府軍と反体制組織による内戦状態へと突入する。 それから現在に至るまでの間、戦局は日々激しさを増し、多くの死者を出す最悪の事態へと進展してしまった。 戦闘員のみならず、子どもや女性たちも含めた民間人までもが、多数犠牲となっており、 現時点で、死者は13万人を超え、数百万人に上る難民も発生していると伝えられる。
そのような中、シリア内戦で傷付き、その後死亡した、3歳の少年が最後に残したとされる言葉が、 現在インターネット上を駆け巡り、世界中に大きな反響を呼んでいることをご存知だろうか。
画像は、「World Observer Online」より http://worldobserveronline.com/2013/12/29/last-thing-3-year-old-syrian-said-died-im-gonna-tell-god-everything/ (上記に3歳の少年の画像があります。)
”سأخبر الله بكل شيء“ 「ぜんぶかみさまにいいつけてやるんだから……」
この印象的な言葉を残した直後に息を引き取ったのは、上の写真に収められた3歳の少年であるとされている。 彼が暮らしていた場所や名前は判明していない。 しかし彼の言葉は、この内戦が引き起こす痛みと苦しみ、人々の悲しみと怒り、 さらには、背景にある不条理と矛盾までも想起させる強力な言葉だ。
少年は、互いに傷つけあう人間に対して怒っている。 時に、神を都合よく解釈し、利用する大人たちに、それは違うと訴えている。 これが信仰を持つ人間のすることか、と問いかけている。 そして彼は、不条理にも、自らがもうすぐ死ぬという事実を悟っている。
確かに、シリア内戦勃発の直接の背景には、アサド政権の独裁があったかもしれないが、 内戦が激化した現在、その周囲には、さまざまな国家の思惑と関係性が、見え隠れする。 シーア派とスンニ派、クルド人、イラン、サウジアラビア、ロシア、米国、イスラエル、そしてアルカイダ系武装組織などの、 根深い対立と利害が絡み合った、代理戦争の様相を深めているというのが、シリア内戦の現実だ。 3歳の少年が残した言葉は、このような現状すらも、糾弾しているように感じられる。
今こうしている間にも、多くの人が、戦火の中で命を落としていることを、決して忘れてはならない。 今月に入り、シリア情勢は、以前にも増して混迷の度を深めているとも伝えられている。 3歳の少年が残した衝撃的な言葉は、シリアの現状を、世界中に向けて訴えている。 (グリーン・M) |
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